「宇宙世紀」を語るうえで外せない奴らがいる。

物語に厚みを与え、それまでのアニメと一線を画す深さを感じさせる影の主役!!

そう、“ジオンのザク”“連邦のジム”にはじまる量産型MS(モビルスーツ)である。

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初代「ザク」や「ジム」の登場より40余年……

やられても、

やられても、

やられても、なお湧き出てくる量産型!!

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いつしか我々は、アムロとシャアだけではない『名もなき兵士たちの物語』に思いを馳せ「ママ、ママーーーー!」と叫び散っていった兵士や、「へっ、こいつおびえてやがるぜ」とほくそ笑みながら己を鼓舞する兵士に自己を投影し、独自のブンドドワールドを謳歌し始めるのである。

そんな罪作りな(誉)量産型が、またひとつver. A.N.I.M.E.シリーズに参戦する。『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』より、「RGM-79C ジム改 宇宙戦仕様」(以後、「ジム改」と呼称)である。

「ジム改」は、人気メカニックデザイナー・カトキハジメ氏によるデザインとなる。
MSデザインの始祖・大河原邦男氏の初代「ジム」や、量産型が主役ともいえる作品『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』で出渕裕氏が手掛けた「ジム・コマンド」に続き、『0083』で登場したカトキハジメ氏による「ジム改」は、工業製品的なイメージで量産型の兵器感をより一層に強固なものとした。

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「ジム」(画像左)および「ジム・コマンド」(画像右)と比較してみよう。(いずれも別売り)

ジムのシンプルさは継承しつつ、面の捉え方においてはC面が追加されるなど情報量が増え、武骨で無機質な兵器感が強調されているのが分かる。また、プロポーションバランスも腰高で脚が長く見えるのも特徴的である。
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シンプル極まる背面、ここで膝裏に注目いただきたい!

「ジム改」の立ち姿、その特徴的なプロポーションを維持しつつアニメ的な動きを両立させるため、「ジム・コマンド」でも採用された装甲引き込み式の可動ギミックが搭載されている。
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そして側面。ほっそりとした正面とは裏腹に厚みのある体形。アヒルのような腰回りはカトキハジメ氏がデザインを手掛けたガンダム/ジムタイプMSにおける最も特徴的なポイントであり、前後に厚みがあるからこそ、斜めパースの立ち姿(いわゆる“カトキ立ち”)で描かれた設定画の放つ情報量は強烈な印象を与えた。


確立された量産兵器としてのクールな「ジム改」。しかし、本編においてはザク同様に塵のようにやられまくり、目立った活躍はしていない。

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……しかし、それでいいのだ!なぜなら『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』は、これら量産型が人知れず散ったことも含めて魅力的な作品だったのだから!!
もし、ココにやられまくるザクやジムの姿がなかったらどうであろう。きっと、印象は違ってくるはずだ。

量産型のいないガンダムなんて!可動しないver. A.N.I.M.E.のようなもの!

劇中ポーズ再現のために随所にちりばめられた可動ギミックと、“カトキ立ち”が印象的なプロポーションを両立させたこだわりの「ジム改 ver. A.N.I.M.E.」、是非手に取っていただき存分にその性能を堪能して欲しい。

「ROBOT魂 <SIDE MS> RGM-79C ジム改 宇宙戦仕様 ver. A.N.I.M.E.」は魂ウェブ商店にて絶賛受注中である!

ROBOT魂よ、我々は30年待ったのだ!

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11月店頭発売予定の「ROBOT魂 <SIDE MS> MS-06F-2 ザクII F2型 ver. A.N.I.M.E.」に、店頭発売中の「ROBOT魂 <SIDE MS> エフェクトパーツセット ver. A.N.I.M.E.」をあわせれば、御覧のとおり「ジムだって大地に立つ!!」

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※記事中の画像はイメージです。ディスプレイの際は別売りの「魂STAGE」各種をご使用ください。

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