放送中の『仮面ライダーゼロワン』より、飛電インテリジェンス(改め飛電製作所)社長秘書のヒューマギア「イズ」が、S.H.Figuartsとなって魂ウェブ商店にて受注開始!
S.H.Figuarts 仮面ライダーシリーズでも初となる「魂のデジタル彩色を用いたヒロインキャラクター」の魅力をご紹介するとともに、同シリーズにおける魂のデジタル彩色を用いたアイテムのポイントを解説していきます!
※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
「社長秘書のイズと申します」
飛電インテリジェンスが開発した秘書型AIアシスタントのヒューマギアであり、社長秘書として或人と常に行動を共にするイズ。
TAMASHII NATIONSが培ってきた「魂のデジタル彩色」を用いて、鶴嶋乃愛氏演じるイズの表情を徹底再現。にこやかな微笑みを浮かべた表情は、まさしく劇中から受けるイズの印象に瓜二つです!
「アルトじゃーないと!」
付属の手首と各部の可動によって、おなじみのポーズをはじめ劇中で見せたジェスチャーやスライディングなどのシーンも再現!AIながら人間味あふれるユニークな仕草を見せるイズの魅力を存分にご堪能いただけます。
頭部側面のヒューマギアモジュール、首元のリボン、特徴的なヒールのブーツなど、表情だけでなく各部の造形も劇中さながらの完成度に。ネイルの塗り分けや左手首のバーコードなど、細部の塗装もご注目いただきたいポイントです。
オプションとして、アタッシュカリバー(アタッシュモード)が付属! イズに持たせて「S.H.Figuarts 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー」(別売り)の隣に並べれば、常にゼロワンの側に寄り添い戦いをサポートする姿が再現できます!
「お前を止められるのはただ一人…オレだ!」
さらに、「S.H.Figuarts 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー」に対応する「親指を立てた右手首」が付属!
待望の立体化となるこの手首によって、決め台詞のモーションがバッチリ決まります!
ご紹介したように、『仮面ライダーゼロワン』の世界観を大きく広げるポテンシャルを持ったS.H.Figuarts イズ。
今回は特別にこれら“魂のデジタル彩色”を用いたアイテムについて、原型を担当している株式会社エムアイシー・二条忠則氏のコメントと共に、Q&Aを交えて詳しく解説していきます。
作品内で「仮面ライダーと並び立つ」ことで、S.H.Figuartsシリーズとしてそれぞれの作品の世界観を広げてくれるキャラクターたちをピックアップして立体化しています。
そのうえで、シーンやキャラクター再現に必要な可動範囲、表情や手首など付属品(アンクで言えば「オーズと一緒に戦っているシーンを再現するメダルホルダー」や「アンク自身を表現するアイスパーツ」、イズで言えば「ゼロワンと一緒に戦っているシーンを再現するアタッシュモードのアタッシュカリバー」、「イズ自身の印象的なシーンを再現するジェスチャーポーズの手首パーツ」など)を選定して「単体でもキャラクターを再現していますが、並ばせるともっと楽しい」を目指しています。
二条:演者のイメージとキャラクターイメージの比重の置き方に毎回苦心します。
基本俳優の方が演じられている実写キャラクターは、演者のパブリックイメージを重視しながらも、その役柄のキャラクター性をそこなわせない「演技」をフィギュアの顔にしっかりとさせることも同時に重要と考えております。
それぞれ「ご本人にお墨付きをいただける状態」まで作りこんだうえで、最終的に確認していただき完成となります。
本編のイメージ、スチル写真での特徴的な表情の画像や、作品外の写真などから人間の顔をキャラクター的に読み取り、フィギュアのサイズに落とし込んでいき、デジタルプリントで目元やメイクなどの細かい部分を表現できるようプリント範囲やプリントデザインをブラッシュアップしていきます。
「S.H.Figuarts ゲームセンターCX 有野課長(いけそう缶Ver.)」のような、ご本人のスキャンを依頼できる事もありますが、スキャンデータを使用しても、S.H.Figuartsのサイズに落とし込む際に省かないと似ない要素が多くある為、写真資料同様にあくまで参考としての資料となります。
二条:「S.H.Figuarts 仮面ライダーイクサ セーブモード/バーストモード」に付属する「紅音也」の頭部に関しては演じる武田航平さんが彫りの深い方で、スキャンしたデータのままでは約1/12のフィギュアに落とし込んだ際に見え方が変わってしまう部分が多く、上述の通り「省く」ことやパーツ単位でサイズの調整を行うことで「フィギュアを手元に持ち、多角的に見ても似ている造形」を達成しました。
二条:「イズ」で特にこだわった部分としてはやはりメイクの部分です。
劇中ですでに「メイク」をされている女性のデジタルプリントはフィギュアで再現するのが非常に難しいというのが定説で、特にお顔の形状と劇中の質感を想定して作るのが非常に難しいです。
特にアイメイク等はラインの取捨選択で印象が非常に変わるポイントなので、劇中の印象をどれだけデジタルプリントに落とし込めるか、を実際のメイクを踏まえどこまで目じりのラインを表現するか、また二重のラインを細部まで表現することで目力を出すことができるか、などに力を入れています。
二条:デジタルプリント自体は「眉毛」「目」などパーツ単位ではブレることなくプリントできるので、全体がずれてしまったという場合以外は、非常に精密に印象通りのものを量産、お届けすることができます。
バディのようにともに戦ったキャラクターもいれば、戦闘に参加せずとも寄り添うように一緒にいるキャラクターもいるので、「そのライダーと誰を一緒に飾ると楽しいか」を仮面ライダーたちのS.H.Figuarts化と一緒に作品ごとに検討しています。
魂のデジタル彩色を用いたアイテムによって、より大きな広がりを見せるS.H.Figuarts 仮面ライダーシリーズ。
今後の展開にもご期待ください!
「S.H.Figuarts イズ」は魂ウェブ商店にて注文受付中です!
※※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なります。
※記事内のS.H.Figuartsは各別売りです。
協力・株式会社エムアイシー様(文中一部敬称略)
©2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
©石森プロ・東映
S.H.Figuarts 仮面ライダーシリーズでも初となる「魂のデジタル彩色を用いたヒロインキャラクター」の魅力をご紹介するとともに、同シリーズにおける魂のデジタル彩色を用いたアイテムのポイントを解説していきます!
※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
「社長秘書のイズと申します」
飛電インテリジェンスが開発した秘書型AIアシスタントのヒューマギアであり、社長秘書として或人と常に行動を共にするイズ。
TAMASHII NATIONSが培ってきた「魂のデジタル彩色」を用いて、鶴嶋乃愛氏演じるイズの表情を徹底再現。にこやかな微笑みを浮かべた表情は、まさしく劇中から受けるイズの印象に瓜二つです!
「アルトじゃーないと!」
付属の手首と各部の可動によって、おなじみのポーズをはじめ劇中で見せたジェスチャーやスライディングなどのシーンも再現!AIながら人間味あふれるユニークな仕草を見せるイズの魅力を存分にご堪能いただけます。
頭部側面のヒューマギアモジュール、首元のリボン、特徴的なヒールのブーツなど、表情だけでなく各部の造形も劇中さながらの完成度に。ネイルの塗り分けや左手首のバーコードなど、細部の塗装もご注目いただきたいポイントです。
オプションとして、アタッシュカリバー(アタッシュモード)が付属! イズに持たせて「S.H.Figuarts 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー」(別売り)の隣に並べれば、常にゼロワンの側に寄り添い戦いをサポートする姿が再現できます!
「お前を止められるのはただ一人…オレだ!」
さらに、「S.H.Figuarts 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー」に対応する「親指を立てた右手首」が付属!
待望の立体化となるこの手首によって、決め台詞のモーションがバッチリ決まります!
ご紹介したように、『仮面ライダーゼロワン』の世界観を大きく広げるポテンシャルを持ったS.H.Figuarts イズ。
今回は特別にこれら“魂のデジタル彩色”を用いたアイテムについて、原型を担当している株式会社エムアイシー・二条忠則氏のコメントと共に、Q&Aを交えて詳しく解説していきます。
1.『仮面ライダー』シリーズ デジタルプリントアイテムのものづくりのコンセプト
二条:このサイズで(だからこそ)出来る、最大限のリアリズムの追求をしています。
成形物では再現しきれないシワや陰影を、デジタル彩色で表現が出来る箇所があればチャレンジをします(ただしやりすぎに注意)。作品内で「仮面ライダーと並び立つ」ことで、S.H.Figuartsシリーズとしてそれぞれの作品の世界観を広げてくれるキャラクターたちをピックアップして立体化しています。
そのうえで、シーンやキャラクター再現に必要な可動範囲、表情や手首など付属品(アンクで言えば「オーズと一緒に戦っているシーンを再現するメダルホルダー」や「アンク自身を表現するアイスパーツ」、イズで言えば「ゼロワンと一緒に戦っているシーンを再現するアタッシュモードのアタッシュカリバー」、「イズ自身の印象的なシーンを再現するジェスチャーポーズの手首パーツ」など)を選定して「単体でもキャラクターを再現していますが、並ばせるともっと楽しい」を目指しています。
2.「顔パーツ」制作で苦労した点
――S.H.Figuartsは洋画や海外アーティストなど、海外のキャラクターで多く「魂のデジタル彩色」を採用したフィギュアを展開しています。日本のキャラクターになると、海外のキャラクターとは違ったポイントがあるのでしょうか?二条:演者のイメージとキャラクターイメージの比重の置き方に毎回苦心します。
基本俳優の方が演じられている実写キャラクターは、演者のパブリックイメージを重視しながらも、その役柄のキャラクター性をそこなわせない「演技」をフィギュアの顔にしっかりとさせることも同時に重要と考えております。
それぞれ「ご本人にお墨付きをいただける状態」まで作りこんだうえで、最終的に確認していただき完成となります。
本編のイメージ、スチル写真での特徴的な表情の画像や、作品外の写真などから人間の顔をキャラクター的に読み取り、フィギュアのサイズに落とし込んでいき、デジタルプリントで目元やメイクなどの細かい部分を表現できるようプリント範囲やプリントデザインをブラッシュアップしていきます。
「S.H.Figuarts ゲームセンターCX 有野課長(いけそう缶Ver.)」のような、ご本人のスキャンを依頼できる事もありますが、スキャンデータを使用しても、S.H.Figuartsのサイズに落とし込む際に省かないと似ない要素が多くある為、写真資料同様にあくまで参考としての資料となります。
二条:「S.H.Figuarts 仮面ライダーイクサ セーブモード/バーストモード」に付属する「紅音也」の頭部に関しては演じる武田航平さんが彫りの深い方で、スキャンしたデータのままでは約1/12のフィギュアに落とし込んだ際に見え方が変わってしまう部分が多く、上述の通り「省く」ことやパーツ単位でサイズの調整を行うことで「フィギュアを手元に持ち、多角的に見ても似ている造形」を達成しました。
二条:「イズ」で特にこだわった部分としてはやはりメイクの部分です。
劇中ですでに「メイク」をされている女性のデジタルプリントはフィギュアで再現するのが非常に難しいというのが定説で、特にお顔の形状と劇中の質感を想定して作るのが非常に難しいです。
特にアイメイク等はラインの取捨選択で印象が非常に変わるポイントなので、劇中の印象をどれだけデジタルプリントに落とし込めるか、を実際のメイクを踏まえどこまで目じりのラインを表現するか、また二重のラインを細部まで表現することで目力を出すことができるか、などに力を入れています。
3.量産について
――“魂のデジタル彩色”を採用することで、実際の商品生産の過程で違いはありますか?二条:デジタルプリント自体は「眉毛」「目」などパーツ単位ではブレることなくプリントできるので、全体がずれてしまったという場合以外は、非常に精密に印象通りのものを量産、お届けすることができます。
4. 今後の東映作品のデジタル彩色シリーズの可能性
二条:コンセプト面でお伝えしている通り、世界観を広げることのできる「仮面ライダーと並び立つキャラクター」を基準に検討しております。バディのようにともに戦ったキャラクターもいれば、戦闘に参加せずとも寄り添うように一緒にいるキャラクターもいるので、「そのライダーと誰を一緒に飾ると楽しいか」を仮面ライダーたちのS.H.Figuarts化と一緒に作品ごとに検討しています。
魂のデジタル彩色を用いたアイテムによって、より大きな広がりを見せるS.H.Figuarts 仮面ライダーシリーズ。
今後の展開にもご期待ください!
「S.H.Figuarts イズ」は魂ウェブ商店にて注文受付中です!
※※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なります。
※記事内のS.H.Figuartsは各別売りです。
協力・株式会社エムアイシー様(文中一部敬称略)
©2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
©石森プロ・東映