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2020年、ROBOT魂<SIDE EVA>シリーズ再び発進!
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開が待ち望まれる中、2010年から展開されていたROBOT魂<SIDE EVA>も最新技術とともに新たにスタート!METAL BUILD『エヴァンゲリオン』シリーズ、そして10年の時を超えて新生した本アイテムの設計を手掛けた坂埜竜(さかの りょう / dragon studio)氏のコメントと設計画面を交えて、6月27日(土)発売直前に撮り下ろし画像&最新情報をお届けする。

※画像は製品サンプルを撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
※画像のROBOT魂はそれぞれ別売りです。
※画像はクリックで拡大表示(別タブへジャンプ)されます


ROBOT魂 <SIDE EVA> エヴァンゲリオン初号機-新劇場版-
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これが10年ぶりに蘇ったROBOT魂<SIDE EVA>での「エヴァンゲリオン初号機-新劇場版-」。パッケージデザインも劇中の雰囲気を強く感じさせるものに一新された。
全身が完全新規造形で、装甲のソリッド感と中に潜む“人造人間らしさ”が絶妙なバランスで融合している。全高は約170mmと、従来のROBOT魂<SIDE EVA>シリーズからサイズアップしている。

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2010年4月に発売された「ROBOT魂 <SIDE EVA>エヴァンゲリオン初号機」(以下文中「2010年版」)と並べてみると、プロポーションやデザインに対する造形解釈の違いが解るだろう。この2010年版も、このたび発売される2020年版と同じく坂埜氏が設計を手掛けている。

坂埜:10年ぶりとなるROBOT魂「初号機」設計ですが、2010年版は今でも会心の出来だと思っています。しかもこの10年間で様々な初号機が立体化され、2020年版は最初「やることあるのかな」と(笑)。しかし2010年版を改めて見ると手を加えたいポイントが次々に出てきました。一番見て頂きたいのは全身のフォルムです。2010年版の可動を踏襲しつつ、スタイリッシュに仕上げました。


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ディテール面ではABSの割合が増えたことで各部のシャープさが増し、自然な立ち姿もキマる。手足の装甲も本体に合わせて刷新され、目や差し色の赤い部分は塗装が施されている。


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坂埜:頭部の形状は特にこだわった点です。正面から見た時の顎の形状をよりシャープに、口元のディテールや構成面も増やしています。瞳も2010年版では凸状だったのに対し、2020年版では平面的にして劇中イメージに近づけています。結果としてダイエットしたような、精悍さを感じさせる顔つきになりました。

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肩装甲の正面スリットの幅も、2020年版では量産の限界まで薄くされている。ここをはじめとする蛍光グリーンの箇所はほぼ別パーツで、坂埜氏の設計と10年分の技術進歩によってこのような緻密なパーツ構成が可能となった。

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坂埜:唯一、2010年版からリベンジしたかったのが手背面のディテールですね。2020年版では映像で見えるディテールはきちんと反映させ、カットによって異なる細部は「今まで立体化されていない方」を選択しています。

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オレンジの首装甲は、頭部の動きと連動して上半分がスライドする。これによって首前面の筋肉が伸びるような表現が可能となり、初号機には欠かせない「前屈しながら真正面を向く」「大きくのけ反る」ポージングも自然なシルエットとなる。

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ひじは通常の状態でも90度以上曲がるが、関節を引き出すことでさらに深く曲げることが出来る。ここも新設計によって大きく変わったポイントのひとつだ。

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肩装甲のボールジョイント取り付け位置も変更されている。2010年版では首横に取り付けていたのに対し、2020年版では肩の裏となっている。これにより肩と肩装甲の隙間が少なくなり、腕を大きく動かした際の見栄えが改善されている。

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坂埜氏の言う通り「全身のフォルムの自然さ」が本アイテムの見どころだ。2010年版の腹部の隙間から見えていた大きなボールジョイントも2020年版では無くなり、より自然な外観に整えられている。エヴァンゲリオンの最大の特徴である「人体を思わせるライン」は、内部構造から練られているのだ。

坂埜:体幹に3箇所のボールジョイントで可動する脊髄状のパーツが内蔵されており、これは「METAL BUILD エヴァンゲリオン初号機」からのフィードバックです。これにより2010年版では丸かった胴体の断面図が、2020年版では実際の人体に近い楕円形となりました。

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このように、10年間の技術の積み重ねと坂埜氏による新たな設計思想が組み合わさることで、圧倒的な可動範囲×人間的で流れるようなフォルムの両立が現実のものとなった。

初号機はロボットアクションフィギュア界に常に革新を起こし続け、「新たな初号機アクションフィギュア=新たな可動機構の誕生」と言っても過言では無かった。20年以上あらゆる立体物が作られた初号機だからこそ、ROBOT魂<SIDE EVA>も外観×可動×遊び心地の全てを見直し、新たなアプローチに挑戦しなければならない。その答えのひとつが、2020年に発売される本アイテムである。

坂埜:ポージングさせても隙間が見えにくい構造になり、さりげなく可動箇所も増えています。2010年版をお持ちの方は比べてみても楽しいです。初めて手に取られる方も、ぜひ遊び尽くして下さい。


兵装・付属パーツ
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武装は標準装備である「パレットライフル」「プログレッシブナイフ」が各1個ずつ付属。また「プログレッシブナイフ展開時の肩装甲」パーツを差し替え装着出来る。さらに前述の広い可動範囲によって、展開したナイフのグリップを握らせることも可能だ。
※「プログレッシブナイフ展開時の肩装甲」は画像の状態で固定されています。

着脱可能な「アンビリカルケーブル」も接続部にはメタリック塗装が施され、ケーブル部分はフレキシブルに曲がる素材を使用。基部は別売りの魂STAGEの台座に取り付けられる。


発進キャンペーン
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本アイテムの発進キャンペーンとして、購入すると数量限定特典「NERVディスプレイベース」をプレゼント中!台座がオリジナルデザインとなった魂STAGEで、この初号機と飾ると一気に世界観が高まる。※本キャンペーン品の実施状況については、販売店様にお問い合わせ下さい。

また、本アイテムはこのディスプレイベースを含む魂STAGEシリーズ(別売り)に対応している。股関節に装着する付属ジョイントと背中にある2箇所の計3箇所の凹に、アーム先端の凸を挿し込める。これでエヴァンゲリオンらしい縦横無尽なポージングを楽しもう。


暴走状態
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2010年版では頭部パーツ差し替えで再現されていた「暴走時の開口」は、2020年版では差し替え無しでの口の開閉が可能となった。さらに新ギミックとなる「胸部装甲の開閉」も搭載されている。このように、細身で人間的なボディ本体に開閉・展開ギミックが仕込めるようになったのも本アイテムで注目すべき点だ。

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』での初号機の初戦闘時、第4の使徒が展開した「A.T.フィールド」エフェクトも一新!2010年版とサイズや台座は共通だが、カラーリングやプリントデザインが劇中により近いものとなった。
半透明のPET素材を使用し、中央の穴に対応の手首パーツを使用することで、第4の使徒のA.T.フィールドをこじ開けるイメージが蘇る。


ROBOT魂<SIDE EVA>エヴァンゲリオン零号機/零号機(改)-新劇場版-
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同シリーズの「エヴァンゲリオン零号機/零号機(改)-新劇場版-」も7月発売予定!こちらも初号機同様、10年ぶりの商品化×坂埜氏による新設計となる。
装甲パーツの差し替えで2形態を再現でき、封印時に使用していた「手錠」「背部パーツ」、大型武装の「ガトリンガン」が付属するなど、初号機以上に広いプレイバリューを誇るアイテムとなる。



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「ヤシマ作戦再現用ポジトロンライフル+ESVシールド+G型装備セット」魂ウェブ商店にて受注開始!



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【『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』フィギュアシリーズ スペシャルページ】


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※画像は製品サンプルを撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。