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放映40周年を記念し、2014年に発売された「超合金魂 GX-66 無敵ロボ トライダーG7」がリニューアル!第27話から登場した改造後のトライダー・シャトルを完全新規造形で立体化。当記事では、竹尾ゼネラルカンパニーの社員一同と共に、強化された「超合金魂 GX-66R トライダーG7」(以下文中「リニューアル版」)の魅力を紹介してまいります。
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その1:新トライダー・シャトル、ついに完成!!

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これが新たなるトライダー・シャトルだ!リニューアル版ではトライダー・シャトルが番組後半で修理された姿へと完全新規造形された。内部にトライダーG7の胸エンブレムを収納することも可能だ。

【「トライダー・シャトル」劇中設定】
メインエンジンが破損し、資金不足から修理のままならなかったトライダー・シャトルは、宇宙防衛省の予算と施設を使い改修された。分離時は主に厚井常務が操縦桿を握り、索敵やナビゲーション、火器管制等を残る柿小路専務、木下、郁絵の3人で分担している。
映像設定ではシャトル内部にサロンが設けられており、現場へ向かう際には、郁絵が工夫を凝らして用意したおやつを社員たちで囲むことが毎回のエピソードの恒例パターンとなっていた。
砂原
社長、お昼まだだったんでしょう? 私、おそば作ったんですけど、サロンでみんなと一緒に召し上がりません? かき餅もありますよ。近頃物価が上がって経費削減中なんですけど、前に買い置きしておいた分がもうすぐ賞味期限なんです。はい、それじゃあフォートレスを自動操縦に切り替えてから、こちらにいらしてくださいね。

竹尾ワッ太_02
行きます行きます! 専務ったら決まってお昼時に呼びに来るもんだから、俺いつも給食食べそこねるんだよなぁ。そこへ行くと、やっぱ郁絵ちゃんは気が利くぜ。いいお嫁さんになること間違いなし! まったく父ちゃんもいい娘を見つけたもんだよ。お、いい匂いがしてきたぞ、お待たせ! あっ、木下さんもう食べてんの? ずるい!


その2:トライダー・シャトルの5形態変形!

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トライダー・シャトルは最初の画像(ハッチを閉じた状態)から、ハッチを開けるとシャトル・キャノンとシャトル・ミサイルが現れる。さらに後期オープニングフィルムでお馴染みの合体形態、駐機形態、超合金魂オリジナルのトライダー・キャタピラとの合体形態、そしてトライダー・フォートレス(下記)の全5形態へと変化する。

厚井
常務の厚井です。いやあ、さすがは宇宙防衛省の技術陣ですな。三つ葉工業さんから仕入れるなけなしの部品をやりくりして、どうにか飛ばしていたトライダー・シャトルが、すっかり見違えるようですわ。おまけにミサイルやらの消耗品の費用も持っていただけるとは、足立長官には足を向けて寝られません。整備にも力が入るってもんですよ!

木下
係長の木下です。このシャトルの凄いところはですね、何といっても戦闘力ですよ戦闘力! もうミサイル、バルカン、キャノン砲、おせんにキャラメル、お弁当はいかぁっすかってなもんで、どいつもこいつも撃ち放題! パアッと行きましょうパアアアッと! え、何ですか? ものには限度がある? はぁ、ごもっともで……。

その3:新トライダー・フォートレスへと合体せよ!

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新トライダー・シャトルとトライダー・コスミックの合体形態。リニューアル版では全長約390mmという超大型のメカニックが完成する。

このように、リニューアル版ではトライダー・シャトルが完全新規造形されたことによって「合体形態」「駐機形態」「トライダー・キャタピラとの合体形態」「トライダー・フォートレス」の全5形態のシルエットが一新。また、この新トライダー・シャトルは2014年発売版の「超合金魂 GX-66 トライダーG7」とも互換性を持つ。


その4:「超合金魂 GX-66R トライダーG7」リニューアルポイント

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6年ぶりの再商品化となる当リニューアル版は、トライダー・シャトルの新規造形に加えて各部がアニメーション用のカラーリング設定を参考にリニューアルされた。角や翼が鮮やかなイエローへ、肩や大腿部はグレー風味のホワイトになり、映像の雰囲気に近づけられている。頭部は交換用頭部を使うことで、形状を重視したアニメ設定版といずれかを選んでディスプレイできる。

武器としてトライダー・ジャベリン、トライダー・ビーム・キャノン、トライダー・チェーン、トライダー・セイバー、トライダー・ルアー、トライダー・カッターが付属。各オプションパーツとともに同梱の武器ラックに取り付けられる。もちろん、トライダーG7最大の特徴である7変形合体も再現している。

【「トライダーG7」劇中設定】
普段は公園の遊具の中に半分顔を出した状態で格納されており、唯一操縦免許を持つワッ太が竹尾ゼネラルカンパニーの地下通路を通って搭乗・発進する。

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見てくれ! これがわが竹尾ゼネラルカンパニーの誇るトライダーG7だ! イイ顔してるだろ? 仕事の内容に合わせて7種類のメカに変形できるし、社員のみんなが乗るトライダー・シャトルとも合体できるんだ。乗せてくれって? だめだめ、会社の財産だから、社長の俺でも勝手には使えないんだ。でも見るだけなら、いつでもOKだぜ!

その5:トライダーG7は7つの姿に変化する!

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▲順に「トライダー・ホーク」「トライダー・モビル」「トライダー・マリン」

トライダー・ホークはトライダーG7の頭部が分離・変形した小型戦闘機。後頭部が180度回転して、キャノピーがフェイス部分へ移動するギミックが見どころ。トライダー・モビルは陸上走行形態。その特徴となっている、ランディングギアは本体に格納されている。トライダー・マリンは水上形態。二箇所存在するフロートは、いずれも本体に収められており、差し替えの必要はない。

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▲順に「トライダー・コスミック」「トライダー・イーグル」「トライダー・ビーグル」
※設定正式名称が「トライダー・ビーグル」です。


トライダー・コスミックは宇宙船形態。左右の胸部ブロックが90度回転するという特徴的な変形システムと、胸のエンブレムの形状を両立させている。トライダー・イーグルは戦闘機形態。股基部ユニットごと、脚部を180度回転させることで、シルエットが大きく変化する。トライダー・ビーグルは重戦車形態。脚部を90度前方に回転して、トライダー・キャタピラを装着する。


その6:『無敵ロボ トライダーG7』とは

『無敵ロボ トライダーG7』は、1980年2月2日から1981年1月24日まで全50話が放送された、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のテレビアニメ作品だ。

 物語の骨子は、事故死した父から竹尾ゼネラルカンパニーと巨大ロボットを受け継ぎ、小学生の身ながら社長となった主人公・竹尾ワッ太が、異星からの侵略者・ロボット帝国と戦う──というもの。ただしそこには人類の命運を背負う大仰な使命感もなければ、敵との間にドロドロした因縁や確執もない。ロボット退治はあくまでも会社の仕事の一環に過ぎず、ワッ太たちは最後までロボット帝国の存在を認識すらしないのだ。このカラッとした作風と手の届く世界に密着した日常描写は、リアルロボット路線と並ぶもうひとつの流れを確立し、後の勇者シリーズやエルドランシリーズにも色濃く影響を与えた。

柿小路
専務の柿小路です。我々社員のために先代の後を継いで下さった社長には、いくら感謝しても足りません。仕事が入ったら自転車で小学校まで社長をお迎えに行くのは私の役目。もちろん社長だけを危ない目に遭わせるわけには参りませんとも。社員一同、一丸となってお支え致しますぞ! あ、しかしできればミサイルの発射は控えめに……。


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■2020年6月1日(月)一般販売店・ウェブショップ各社様にて予約開始予定
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【構成・執筆】谷崎あきら/五十嵐浩司(タルカス)
©創通・サンライズ
※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。