TVアニメシリーズ『ゲッターロボ號』は、新たな構想のもとで描かれた、ゲッターロボとランドウ軍団との対決を娯楽性豊かに描いた作品です。放送開始からちょうど30年前、初めての超合金ブランドとしてゲッターロボ號は復活を遂げました!! では、9月18日(土)店頭発売予定「超合金魂 GX-96 ゲッターロボ號」のおすすめポイントを紹介していきましょう。(構成・文/五十嵐浩司)
※画像は製品サンプルを撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
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※9月16日(木)11:00 魂ウェブ商店へのリンクを追記しました。
CHANGE1 ゲッターマシン
この商品にはゲッターマシンとしてゲッター1、ゲッター2、ゲッター3の3機がセットされています。まずゲッター1とゲッター3にはこれまでの立体物ではオミットされていた、ランディングギアが造形されています。第15話以降に使用されたオープニング・フィルムでも目立っていたゲッター1のランディングギアを、その手で引き出しましょう。
なお、ゲッター2はもともとクローラーを内蔵しているのでランディングギアはありません。この後の項目で各ゲッターロボにチェンジする時、ドリルを付け外しすることになりますが、首の角度にコツがあるので、上の写真を参考にドリルを被せてくださいね。
超合金魂だけのこだわりポイントとして、ゲッターマシンへの拳の格納が挙げられます。ゲッター1、ゲッター2、ゲッター3いずれも拳が内蔵されており、合体中に拳を取り付けることなくゲッターマシンから各ゲッターロボへ合体できます。これにはできるだけ映像の合体を再現しようという意地を感じますね。ただし、格納を優先しているためサイズは小さくなっています。上の写真ではゲッター剴の拳を比較しているので参考にしてください。
CHANGE2 ゲッター號
ではゲッター號にチェンジします! おすすめポイントはゲッター1に収納された頭部で、角が映像通りに展開します。サイズ的に別パーツとの差し替え仕様でもおかしくないところなのですが、ここはあえて展開可能になりました。額の3本の角だけでなく、側面の角も折りたたまれています。
また、ゲッター號のヒジにあたるパーツもスイングして、エルボーパッド状になります(左ヒジがスイング後)。ここも細かいところですが設定資料を重視したギミックですね。
ゲッター1とゲッター3にはディテールアップパーツが付属していて、ゲッター號の脇腹や腰側面に取り付けられます。そのままでもシルエットは完成しますが、これでディスプレイ時によりカッコ良くすることができます。
ゲッター1とゲッター2の合体は、超合金魂の中でもアレンジが行われた数少ない箇所になりました。ゲッター1の機首がゲッター2を貫通する形です。これはゲッター1の機首を設定通りの形状と長さにするためのアレンジであり、これまでの合体可能な立体アイテムと比較すると必然だったことがおわかりになると思います。
そして頭部の角を開くとゲッター號の完成です!!
ゲッター號の立ち姿が決まります。拳は形状優先タイプに交換しています。背面のローターは撚ると刃が現れ、ブーメランソーサーになるという、小さいけれどギミックが詰まったパーツとなっています。
CHANGE3 ゲッター翔
ゲッター1がゲッター翔の下半身になります。ゲッター號の腕に当たる部分が脚になるわけですが、関節の曲がる部分が膝の後ろに来るように回転させてください。また、足首は外側に大きく振れるようになっています。左の画像を参考に動かしてみてください。
さてゲッター翔合体の仕上げは頭部の角です。これもゲッター號と同様に展開できます。
ゲッター翔が完成しました。下半身がプロポーション優先のために細く造形されているので、付属台座を使うとより安心してポーズ付けが楽しめます。
ブレストボンバーは左右ともに取り外せます。もとに戻す時には二箇所の位置決め用の凸形状に注意してはめ込んでください。
CHANGE4 ゲッター剴
続いてゲッター剴へのチェンジです。ゲッター1からインパクトキャノンを取り出します。これも内蔵式になっており、差し替えの必要はありません。キャノンを取り出した後は砲身を伸ばすことができます。
ゲッター2にゲッター1をさせる合体時には、フック型のジョイントを90度回転させる必要があります。この時、胸の下にあるパーツを下ろすことでフックにロックがかけられます。案外重要ポイントなので、忘れないようにしてくださいね。
ゲッター剴の完成です!! 頭部は2種類付属していて、トサカが小型のタイプはゲッター3に収納可能です。各形態への変形・合体を繰り返し楽しむなら小型、ゲッター凱の各装備やギミックを楽しむなら大型頭部、と使い分けてお楽しみください。
「GX-96 ゲッターロボ號」のパッケージです。『超合金魂 GX-100プロジェクト』の文字が金色で箔押しされています。中にはアニメ作品の設定資料や当時の商品用デザインを掲載した解説書も封入されているのでお楽しみに!!
さて、ゲッター號を強化する「Gアームライザー」もいよいよスタンバイ中です。磁鋼剣ソードトマホークも付属しており、最強のスーパーゲッター號の完成も夢ではありません。詳細は下記のページでチェックしてください。ではGアームライザーの完成を願って……
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文・五十嵐 浩司(いがらし こうじ)
アニメーション研究家。編集プロダクション「タルカス」に所属し、ロボットアニメを中心とした記事執筆を数多く手がける。2017年8月には、約50年間に及ぶアニメと玩具の関係を記した「ロボットアニメビジネス進化論」(光文社新書)を上梓。その他にも催事「メカニックデザイナー 大河原邦男展」(2015年開催)、「超勇者展」(2020年~2021年開催)、超合金魂 GX-100プロジェクトに有識者として協力する。
©ダイナミック企画・東映アニメーション
※画像は製品サンプルを撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
※9月16日(木)11:00 魂ウェブ商店へのリンクを追記しました。