001
OVA版『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』の第5話「激突 ルウム会戦」、第6話「誕生 赤い彗星」で活躍したガイア、オルテガ、マッシュの乗る「MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ」がGUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITEで立体化。
いよいよ2021年8月7日(土)にリリースされる。
のちに「黒い三連星」と呼ばれることになる、ルウム会戦で大きな戦果を挙げた彼らの愛機を、パイロットの個性によって異なる武装バリエーションと合わせて製品サンプルで紹介していこう。

002
003
パッケージデザインはこれまでの「MS-06」バリエーションを踏襲しつつ、「黒い三連星」のパーソナルカラーである黒とパープルを基調とし、リーダーであるガイアの機体をメインに、背景にオルテガ機とマッシュ機も配置したものとなっている。
ガイア、オルテガ、マッシュのそれぞれの機体ごとに異なる武装に加えて、通常タイプのザク・マシンガンや各種組み替えパーツも付属しており、オプションパーツ数はシリーズ最多。
そして、シリーズ共通デザインの専用台座が付属する。

004
「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ」製品サンプルの全身像。
本体を彩る黒に近いダークグレー、パープル、ライトグレーはマットな質感のツヤ消し塗装が施され高級感のある仕上がり。
関節部分やスパイクアーマーなどにはダイキャストパーツが使用されており、手にした際の重量感と金属的な質感が素晴らしい。

005
009
機体外装の各部にはコーションマークが配置され、スパイクアーマーとシールド部には、パーソナルマークである、連なる黒い三つ星がタンポ印刷によって描かれている。
ガイア機、マッシュ機、オルテガ機のそれぞれの機体ナンバーは水転写式デカールとなっており、再現したい機体に合わせて貼ることができる

010
MS-06ザクをベースに、機動性と推力の向上をはかった高機動型ザクⅡの外見的な特徴と言えば、強化された脚部。
プロペラントタンクを内蔵したことで大型化した大腿部、大型スラスターとカセット式プロペラントタンクを追加したことで形状が大きく変わった膝下部、ヒジ周りの丸型パーツなどは設定に合わせた新規造形となっている。
一般的なMS-06ザクⅡと比較すると、プロポーションは下半身を中心に重量感のあるスタイルになっているのがわかる。

011
脚部スラスターは鋭角的な形状と後方と左右に張り出したスラスター基部、姿勢制御バーニアなど細部までシャープな造形で再現。
スラスターノズルの基部はボールジョイントで方向を変えることができ、推力偏向パドルも可動。
劇中で見せる姿勢制御時の動きを演出することもできる。
また、ヒザの可動に合わせて、大腿部の前面と膝裏のパーツがスライドすることで、パーツが干渉しないようになっており、広い可動範囲を確保。
イメージを崩さずにポージングも行いやすくなっている。

012
高機動型ザクⅡのもうひとつの特徴である大型ランドセル。
大容量のカセット式燃料タンクと大型スラスターを装着したユニットは、ABS素材を使用し、硬質かつ密度の高い造形となっている。
こちらも、スラスターと推力偏向パドルは可動式になっており、脚部の動きとあわせて、微妙な表情づけなどポージング演出にこだわることができるのはメカ好きにはたまらないポイントだろう。


ここからは、各機体に合わせた武装の装備状態を紹介していこう。

【ガイア機】
018
黒い三連星のリーダーであるガイアの機体は、ザク・バズーカを主武装にしつつ、左肩のスパイクアーマーを右肩と同じL字型シールドに換装し、そこに左右2個ずつの予備弾倉を装備した姿となっている。

019
ザク・バズーカは、パーツの差し替えによってマガジン無しのA1型とマガジン交換型のA2型の2タイプを再現。
マガジンは取り外しが可能となっている。

020
021
付属の専用台座を使用すれば、劇中で見せた三連星を率いてルウムでの艦隊戦を縫って、敵将であるレビル将軍の座乗艦を発見、攻撃したシーンを再現可能。
両肩のL字型シールドに満載されたマガジンが作り出すシルエットは、通常のMS-06シリーズとは異なるイメージとなっており、固まり感が射撃や飛行時のポージングをより映えた雰囲気にしている。


【マッシュ機】
022
マッシュ機は、MS用対艦ライフルを装備。
長距離射撃を可能とする、高機動型ザクⅡの全高よりも長い銃身が特徴のライフルは強い存在感を放っている。

023
MS用対艦ライフルは、マガジンの取り外しが可能で銃尾に配置されたサブグリップは設定同様に展開する。
スコープ部も細部まで精密な造形がなされており、リアリティが増したスタイルとなっている。

024
長い砲身のライフルを両手でしっかりと保持した射撃姿勢を取らせることも可能。
劇中でみせた宇宙空間を移動しながら連邦軍の艦船を狙う、凄腕のスナイパーを彷彿とさせる射撃姿勢も、広い可動範囲をいかせばしっかりとポージングさせることができる。


【オルテガ機】
026
そして、大迫力の対艦攻撃用のジャイアント・ヒート・ホークを装備したオルテガ機。対艦ライフルと同じく、ザクⅡの本体以上となるボリューム感はインパクトも大きい。

030_re
ジャイアント・ヒート・ホークは、柄のパーツ差し替えることで伸縮のそれぞれの状態にすることができる。
刃の部分も通常時と発熱時を再現。
本体部分の配置されている、対艦攻撃時の推力を上げるスラスターは、パーツ差し替えなしで展開状態にすることが可能だ。

031
ジャイアント・ヒート・ホークを収納状態にすればガイア機、マッシュ機と共に艦隊戦の中を進む姿を、そして、柄を伸ばした状態にすれば最大の見せ場であるレビル将軍の座乗するマゼラン級宇宙戦艦“アナンケ”の艦橋に斬りかかる迫力のポージングを再現することができる。
合金製の関節部は、安定性が高く、大型武器をしっかり保持することができるのも魅力だ。


032
追加武装として、『THE ORIGIN』劇中では高機動型ザクⅡが装備することは無かった、ザク・マシンガンとヒート・ホークも付属。
この武器を装備させることで、原点である「MSV(モビルスーツバリエーション)」で描かれたイラストのイメージでのディスプレイも可能。
劇中とはまた違った活躍を想像するのも楽しい。

035
037
さらに、指揮官用のブレードアンテナパーツも付属。
ザク・バズーカをA1型に組み替えて、指揮官タイプの頭部にすることで、MSV版のガイア機を再現することもできる。
こうした組み替えによって、往年のファン心をくすぐるようなディスプレイが可能なオプションパーツも嬉しい。


041
大型の武装をイメージ通りのポージングで飾ることができるよう、専用台座には武器を支えるオプションアームも付属。
射撃姿勢での対艦ライフルや大きく振りかぶったジャイアント・ヒート・ホークをしっかりと支えてくれるので、安定感も抜群だ。


042
単機での展示はもちろん、充実した武装と完成度の高さから、黒い三連星の3機を揃えて飾りたくなる「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ」は、2021年8月7日(土)発売!
ジオン十字勲章に輝いた、ルウム会戦での英雄である黒い三連星の活躍を、ぜひ自分の手で再現して欲しい。


GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPSITE
MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ スペシャルページ


©創通・サンライズ